明日はきっといい日になる。

辛く悲しい出来事も、何かの意味がきっとある筈。前向きに、ゆっくり、一歩一歩、歩んで行こう。

夏のおわり

夏もあっという間に終わり。


小さい頃、夏休みに家族みんなで

毎年旅行に行きました。

そんな事を思い出します。

ジブリのオルゴールのCDを買ってもらって

帰りの車の中で、聴きました。

今でも聴くと涙が出ます。

家族みんなでご飯を食べたり、

お出かけしたりした記憶が

数える程しかないので、

私にとっては貴重な宝物です。

お父さんの事、もっと

大切に出来れば良かったです。

もっと知れたら良かった。

そしたらあんなに

悩み、苦しみ

自ら死への準備を

た着々と進めていく事も

無かったかもしれないのに。

最後の日に

お父さんは、泣いたかな?

何を考えたのかな?

どんな気持ちだったかな?

いつか会えるかな?

会いたくないかもね。

もう、疲れたかもね。

もう、次の人生を進みたいかもね。


警察から渡された荷物、

はっきりと覚えてる。

いつものリュック。

きちっとケースに入った外したメガネ。

少しばかりのお金が入った財布。

ロープ。

汚れた衣服。

靴。


そんな姿、見せないでよ。


安らかに。

×

非ログインユーザーとして返信する